車両本体価格：315万円（税込）

　1969年式の大変美しいフィアット500 Lです。外観はほぼノーマルながら、イタリア・ラヴァッツアの専門チューナーの手によって、中身はカリカリのモンスターに仕上げられています。エンジンは完全なオーバーホールと同時に熟練の技によるメカチューニングが施され、フィアット126エンジンを40馬力にまでパワーアップした仕様となっています。エンジン・駆動系・ブレーキ・灯火類・電気系など、多数のパーツを新品に交換され、ボディ以外はほぼ完全にオーバーホールされた車両となっています。
　乗り味ですが、エンジン・ハンドリング・足回り・ブレーキに至るまで極上のドライブフィールで、高回転型にチューニングされたエンジンは回せば回すほど加速感が増し、大変パワフルかつ官能的です。現地価格で150万円以上（日本で実施した場合おそらく倍以上）のチューニング・整備を買い付け前に実施しており、完成後、慣らしを終えたばかりの状態です。ボディ・下回りはオリジナルですが、年代を考えるとかなり美しいコンディションです。外装は一度リペイントされているようです。機関系や足回りなど、走行性能とコンディションがこれほど良い車両は、今後なかなか入荷しないと思われます。

左右ドアミラー、リバースランプ、3点式シートベルト（左右）を新たに取り付けた上で、予備検査・登録予定です。

エンジン：OH済み フィアット126パーソナル4 650エンジン 吸気バルブ35.5 排気バルブ30.0 圧縮比10.5 スポーツカムシャフト35-75、ポート研磨、軽量フライホイール、強化クラッチ、スポーツコンロッド、オーバーサイズピストン、キャブレター大径加工（28⇒29.5）、D’Angelo 4.5Lアルミオイルパン、スポーツマフラー、126ミッション（シンクロナイズド）

その他新品交換パーツ：
ヘッドライト・テールライト、配線引き直し、ワイパー（モーター・ブレード）、ステアリングコラム、フィアット850用160Kmスケールスピードメーター、前後ブレーキ、前後強化スポーツサスペンション、強化クラッチ、フューエルポンプ、セルモーター等